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角 圭司 / 村上 和歌子 デュオコンサート
2023年10月14日 (土) 
開場 14:00 / 開演 14:30

 
クラシックギター奏者の角 圭司氏が再び多古町に来訪します。
今回はピアニストの村上 和歌子氏とのデュオコンサート。哀愁漂うギターの名曲の数々をピアノと共に演唱して下さいました。

 

演奏曲目:
<ギター & ピアノ>

 
ホアキン・ロドリーゴ :
「ある貴神のための幻想曲」

    • 第1楽章 「ビリャーノとリチェルカーレ」
    • 第2楽章 「エスパニョレータとナポリ騎兵隊のファンファーレ」
    • 第3楽章 「たいまつの踊り」
    • 第4楽章 「カナリオ」
    •  

<ギター>

フランシスコ・タレガ:

  • ”Lagrima” 「涙」
  • ”Rosita”「ロシータ」
  • 「アルハンブラの思い出」
  •  

<ピアノ>

フレデリク・モンポウ:

  • 「歌と踊り」第 7 番

 
フランツ・シューベルト =フランツ・リスト:

  • 「アヴェ・マリア」

 

<ギター & ピアノ>

ホアキン・ロドリーゴ:
「アランフェス協奏曲」 

    • 第1楽章 Allegro con spirito
    • 第2楽章 Adagio
    • 第3楽章 Allegro gentile
 

演奏家紹介

角 圭司 <クラシックギター>

1999 年、ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院入学。翌年、特別進級により同音楽院修士課程に入学。 2002 年リサイタルを行い修士課程演奏家ディプロマを取得し首席卒業。  マヌエル・バルエコ、レイ・チェスター、尾尻雅弘、増田幸作の各氏に師事。1991 年全日本ギターコンクー ル独奏部門首席、1992 年第4回国際ギターフェスティバル仙台コンクール独奏の部2位、1997 年第 15 回ス ペイン音楽ギターコンクール優勝。在米中、ニューヨーク、ワシントンDC、ボルチモア、シカゴ、マイアミ、 デンバー、他全米でコンサート活動を行う。2001 年 9 月に米国の同時多発テロ後、ワシントン DC の国務省に て演奏。また、2002 年1月ワシントン DC のケネディ・センターでミレニアム・コンサート、4 月にはニューヨー クにて世界貿易センタービルのためのチャリティーコンサートを行い TV ニュース番組で全米に紹介された。 

2002 年、コスタリカ国際ギターフェスティバル、ワシントン DC で、アウローラ・ギターカルテットでアンダ ルシア協奏曲(ロドリーゴ)をオーケストラと共演。また日本各地にて演奏。さらに 11 月に行われたニューヨークのカーネギーホールで演奏し成功を収めた。2003 年、再びコスタリカ国際音楽祭に招待され、ラジオ、テレビに出演。またコスタリカ国立交響楽団と共演した。2005 年、ワシントン DC 在米日本大使館でリサイタルを開催。日本帰国後、2度の台湾ツアーで、台北と高雄で演奏。台南芸術大学 (台南市)でマスタークラスも行う。2008 年 NHK 交響楽団団友オーケストラと共演。東京ギターカルテットとして 2009 年 3 月東京文化会館にてリ サイタルを行った。5 月には作曲家・佐藤弘和の作品展でカザルスホールでも演奏。2010 年、スペインツアーで 7 都市で演奏。翌 2011 年には再びスペインに招かれリサイタルと国際ギターコンクールの審査員を務めた。ギタリスト作曲家レイ・ゲーラとも親交があり、ギター2重奏曲、組曲「道」 を捧げられる。組曲「道」の世界初演は、2007 年 5 月に東京、茨城で行われた。そのほかに、2010 年、NHK 連続テレビ小説「てっぱん」で音楽を 担当したバンドネオン奏者・作曲家の啼鵬氏、山下亮江氏とタンゴトリオ “A.R.C.” を結成し演奏活動を行っている。録音も多数発表しており、妹・ 昌子とのギターデュオで「ファースト・インプレッション」「アラウンド・ザ・コーナー」(現代ギター社)。ギターソロでは「ミ・コラソン」「グラシ ア」(レコード芸術準特選盤)、「マエストーソ」(レコード芸術特選盤 2015 年 8 月号)、「南十字星の雫」(レコード芸術特選盤 2018 年 6 月号)、「そよ 風の中、自転車に乗って」(レコード芸術準特選盤 2019 年 4 月号)を発表。


またカイロプラクターとしても稼働しており、音楽とカイロプラクティックの知識・技術を融合させた「音楽カイロプラクティック」を提唱。各 地にて演奏姿勢講座なども行っている。2020 年 4 月著書「楽器演奏者のためのカイロプラクティック入門」(クラブハウス)を発表。  日本スペインギター協会理事、日本ジュニアギター協会会員。


村上 和歌子 <ピアノ>

幼少の頃よりヤマハにて学び、札幌コンセルヴァトワールにて宮澤功行氏に師事。藤女子大学在学中、札幌市芸術祭新人音楽会に出演。同大学文学部英文学科を首席卒業後、渡英。英国王立音楽大学大学院ディプロマコースにてアンドリュー・ボール氏に師事。同大学院をディスティンクションにて修了。
 
第22回スメタナ国際ピアノコンクール第3位、併せてスメタナ最優秀演奏者賞受賞。第1回全日本彩明ムジカコンコルソピアノ部門第2位。2001年より郵政事業庁高度医療研究・音楽療法研究補助員として札幌山の上病院等でコンサートを開催。これまでに毎日こどもピアノコンクール、ピティナピアノコンペティション、グレンツェンピアノコンクールの審査員を務める。第30~33回ピティナピアノコンペティション指導者賞受賞。第9回ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan 特別優秀指導者賞受賞。2016,2018,2023年台湾にて演奏。後進の指導と共に演奏の場を広げている。
 
現在、札幌コンセルヴァトワールピアノ科准教授。エルム楽器特別クラス講師。全日本ピアノ指導者協会正会員。北海道音楽振興会、札幌音楽家協議会、各会員。