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辻 彩奈 ヴァイオリンリサイタル
18歳にして世界の舞台で活躍する現役高校生
2015年11月18日 (水)
開場 14:00 開演 14:30

第7回多古ミュージックサロン・コンサートシリーズは、秋も深まる11月18日(水)に開催されます。
今回のゲストは、現役高校生ながらすでに世界で活躍し、数々の賞を受賞しているヴァイオリニスト、辻 彩奈さんです。
 
2015年10月に行われたドイツ、第9回ハノーファー国際ヴァイオリンコンクールでは、高校生ながら見事5位入賞をはたされました。
今、一番勢いのある若手ヴァイオリニストの一人として、今後世界を舞台に活躍することが期待されています。

また今回も、多古ミュージックサロンの顧問として活動を常に支えて下さっているピアニストの碓井 俊樹さんがピアノ伴奏で共演します。前回、ピアノソロ一曲とコンサート第2部の伴奏で参加して下さった碓井さんが、今回はベートーヴェンのヴァイオリンソナタ3曲の伴奏を務めて下さいます。
 
芸術の秋の夕べを、オール・ベートーヴェンのプログラムでご堪能下さい。


演奏家紹介

辻 彩奈 Ayana Tsuji<ヴァイオリン>

1997 年生まれ。椙山女学園中学、東京音楽大学付属高等学校特別特待奨学生を経て、現在東京音楽大学に在学中。これまでに、小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。2008 年第9 回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門第1位および茨木市長賞を受賞。2009 年第63回全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門小学校の部名古屋大会第1位、全国大会第1位、併せて東儀賞、兎束賞を受賞。2013 年宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第4位、第82 回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第2位。2014 年第9 回インディアナポリス国際コンクールにて最年少セミファイナリスト、パガニーニ賞第2位を受賞。2015 年第11 回ソウル国際音楽コンクール第2位(最高位)
2015 年第9 回ハノーファー国際ヴァイオリンコンクールにて第5 位、聴衆賞、特別賞を受賞、2016 年には第15 回モントリオール国際音楽コンクール(ヴァイオリン)で優勝、その他特別賞も独占した。
 
これまでに、名古屋フィルハーモニー交響楽団をはじめ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、横浜シンフォニエッタ、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、チェコフィルハーモニー室内合奏団、Sejong Soloists などと共演。2011 年IMA 奨励賞、2012 年IMA 音楽賞を受賞。2015 年度公益財団法人ロームミュージッ
クファンデーション奨学生。
使用楽器は、宗次徳二・直美ご夫妻のご厚意により、NPO 法人イエローエンジェルより名器を貸与されている。


碓井 俊樹 Toshiki Usui <ピアノ>

東京藝術大学付属高校、東京藝術大学を経てザルツブルク・モーツァルテウム芸術大学で研鑽を積む。
岩崎 淑、植田 克己、カール・ハインツ・ケマリング、アヴォ・クユムジャンの各氏に師事。 第12 回カントゥ国際音楽コンクール優勝。2004 年よりウクライナ・キエフ国立フィルハーモニー交響楽団の公演にも客演。
 
各国大使館での特別演奏やパレスチナ難民キャンプにて国連の支援を受けて演奏会を開催する。
 
国内ではイヴリー・ギトリス、ピーエル・アモイヤル、ヴォルフガング・マルシュナー等、リサイタルや音楽祭を通じて世界的な演奏家と数多く共演。2003 年より日本はもとより欧州・アメリカ・中東等を回るワールドツアーなど行っているほか、各国で開催される国際音楽祭への出演、国際音楽コンクールの審査員を務める。2012 年にはアメリカ・ヨーロッパでの演奏活動に加えショパン国際音楽コンクール( アメリカ・ハートフォード) 審査委員を務める。

公式ホームページ:

<photo: 村井重人>

 演奏曲目:

 <L.v. ベートーヴェン >
 
ロマンス第2番 ヘ長調 作品50
 ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調 作品24
 ヴァイオリンソナタ第6番 イ長調 作品30-1
 ヴァイオリンソナタ第7番 ハ短調 作品30-2

多古こども園ミニコンサート& 辻 彩奈 ヴァイオリンリサイタル
<こども園ミニコンサート>

 

多古こども園

 
今回はリサイタルで多古町を訪れた2人の演奏家が、新しく開園した「多古町こども園」でミニコンサートを催して下さいました。現役高校生の辻さんは幼稚園児たちを前に堂々とした演奏を披露してすぐに園児たちの心を掴んでしまいました。園児たちは皆目を輝かせて演奏に聞き入っていました。
またピアニストの碓井 俊樹さんは子供達をステージ上に上げ、ピアノの下に潜らせてピアノの音を間近で体感し、耳だけでなく体でも聴き取るよう促すと、園児たちは今までにない音と振動の体験に大はしゃぎで声をあげていました。
 

 最後にはみんなバイオリンの周りに集まり、間近でピアノとバイオリンの演奏に聴き入りました。音楽を耳で聴くだけでなく体全体で体感する経験は、子供達の笑顔とはしゃぎ声を見る限り、皆さんの心に強く響いていたように思います。

       
 
       

コンサート風景